最近テレビでも取り上げられている「チャツボミゴケ公園」に行ってきました。
住所は中之条町になってはいますが、中之条町からはかなりの山間部に入ります。
ナビが無いとわかりにくかもしれません。
チャツボミゴケは硫黄泉など酸性泉に限り成育する特殊なコケです。
鉱泉の飛沫を浴びて育つ不思議なコケです。
六合地区元山には鉄鉱石の鉱床があり、昭和41年(1966年)まで露天掘りによる採鉱が行われました。
その露天掘りの窪み(俗称「穴地獄」)に自生しているのが「チャツボミゴケ」です。
チャツボミゴケは酸性の水の流れる所に生育します。窪みの側壁からは鉱泉も湧き出ています。
このように、広範に自生しているのは全国でも珍しく、本州では中之条町のチャツボミゴケ公園だけです。
まずは公園の入り口にある管理事務所に立ち寄って、入園チケットを購入します。
管理事務所の前に駐車場があるのですが、ここの駐車場は、管理事務所専用の駐車場なので、入場券を購入したらさらに車で進みます。
ここにトイレがあるので、済ましておいてください。
ここから先はハイキングコースなので、トイレがありません。
車で数分の場所に専用の駐車場が有ります。
ここに車を駐車して芳ヶ平湿地群のハイキングコースになっています。
チャツボミゴケの穴地獄までは、300mです。
ハイキング道の途中に温泉大滝があります。
褐鉄鋼(かってっこう)は露天掘りで採掘された鉄鉱石一部です。
赤い色の部分は塗料として使われたそうです。
六合地区元山には鉄鉱石の鉱床があり、昭和41年(1966年)まで露天掘りによる採鉱が行われました。
その露天掘りの窪み(俗称「穴地獄」)に自生しているのが「チャツボミゴケ」です。
この滝の上がいよいよ穴地獄です。
チャツボミゴケは、強酸性の温泉水が流れる場所に育つ珍しい苔です。
ここは国内最大規模の群生地です。
この場所は「穴地獄」と呼ばれ、元は白根山の爆発で出来たすり鉢状の大きな穴です。
硫酸酸性泉の20°C程の温泉が湧き出て、動物が落ちると出られなくなって死んでしまうことからこの名前がついたと言われています。
この穴地獄を一周する歩道があります。
初めて見る貴重な苔です。
群馬の吾妻や草津温泉に行った際に寄ってみてください。
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