少林山達磨寺
上毛かるたで「縁起だるまの少林山」として有名な福だるまの発祥の寺です。
高崎から長野方面に国道18号を行くとの碓井川を越えた南側に少林山があります。
何かお寺の入り口というより、神聖なる山に入山するといった雰囲気の山門。「少林山」と看板が掲げてあります。
山門を抜けると山に登る急な階段があります。かなりの急勾配で、年配者にはきついかも。
階段を上りきった場所に「招福の鐘」という鐘楼がお出迎えです。
鐘楼を抜けるとそこはまだ寺務所の境内で本堂は、更に階段を登らなければなりません。
本堂の横にはお札やだるまの販売所があり、その横には「達磨堂」があり色々な達磨が展示されております。
福だるまの由来
上毛かるたに“縁起だるまの少林山”とあるように当山が福ダルマ発祥の寺です。
古来、開山心越禅師の画かれた一筆達磨像を、一年の禍いを除くお札として正月に近在の家々に配っていました。
天明の飢饉のあと、九代の東嶽和尚は苦しい農民たちの副業になるようにと、この像をもとに木型を彫り、作り方を伝授し、七草大祭に売り出されたのが始まりとされています。
現在、約50軒以上の農家で製造され、少林山のだるま市を皮切りに、開運の神として年間120万個も出荷されているこの福だるまは、全国の縁起物のトップといわれています。
少林山達磨寺
群馬県高崎市鼻髙町 296 tel:027-322-8800